タイガース助監督&ヘッドコーチ 


助監督

監督を補佐する役割が助監督。
コーチがいなかった時代には重要な役割であり、次期監督を育成する狙いもあったようだ。タイガースでは以下の3例があった。いずれも、次期監督に昇進した。55年は岸監督の下で藤村冨美男が助監督となった。岸の早期退陣により藤村は監督に昇進した。

39年 松木謙治郎
40年〜41年 若林忠志
50年〜55年 藤村冨美男


ヘッドコーチ と チーフコーチ

助監督とほぼ等しい位置にあるのがヘッドコーチであろう。助監督が次期監督育成の色合いが濃いのに対して、ヘッドコーチはコーチとしての纏め役と言うプロフェッショナルな意味合いを求めている。ヘッドコーチはすべてのコーチを取り仕切る代表格のコーチ。主に作戦面を担当するほか、得意分野の要素技術を兼務する場合もある。

60年〜61年 藤本定義(投手コーチ)
62年〜63年 青田昇  (打撃コーチ)
64年〜65年 杉下茂  (投手コーチ)
66年〜67年 後藤次男(打撃コーチ)
68年      後藤次男(ヘッドコーチ)
70年〜71年 藤井勇  (ヘッドコーチ)
72年      金田正泰(ヘッドコーチ)
73年      藤井勇  (ヘッドコーチ)
74年      岡本伊佐美(ヘッドコーチ)
76年      辻佳紀  (作戦コーチ)
77年      山内一弘(ヘッドコーチ)
82年〜83年 横溝桂  (打撃コーチ)
84年      佐藤孝夫(打撃コーチ)
85年〜87年 土井淳  (ヘッドコーチ)
88年      田宮謙次郎(ヘッドコーチ)
90年〜91年 河野旭輝(チーフコーチ)
92年〜94年 石井晶  (チーフ兼打撃コーチ)
95年      和田博美(ヘッドコーチ)
96年      柴田猛  (ヘッド兼バッテリーコーチ)
97年〜98年 一枝修平(ヘッドコーチ)
99年〜01年 松井優典(ヘッドコーチ)
01年秋季C  木戸克彦(ヘッドコーチ)
02年〜03年 島野育夫(ヘッドコーチ)田淵幸一(チーフ打撃)
04年〜06年 平田勝男(ヘッドコーチ)
07年      久保康生(チーフバッテリー)吉竹春樹(チーフ野手)
08年      久保康生(チーフ投手)吉竹春樹(チーフ野手)木戸克彦(作戦)
09年〜11年 木戸克彦(ヘッドコーチ)岡義朗(野手チーフ)
12年      有田修三(ヘッドコーチ/バッテリー兼務)
13年      黒田正宏(ヘッドコーチ)水谷実雄(チーフ打撃)


最終改訂:2012.2.19

げんまつWEBタイガース歴史研究室