フルキャスト宮城

現在Kスタ宮城


仙台駅から東に徒歩20分。仙石線の榴ヶ岡駅をすぎ、急坂を下ると宮城野原公園総合運動場がある。仙台駅から歩ける距離だが宮城野原が最寄り駅となる。

1950年に宮城県営球場として開設された野球場は1973年にナイヤー設備が設置され、東京スタジアム閉鎖で本拠地を探していたロッテオリオンズが準フランチャイズとして年間30試合程度の利用を始めた。

東北楽天ゴールデンイーグルスの仙台進出に伴い、2005年より内野スタンド以外をほとんど取り壊しての全面改装を行った。ネーミングライツによりフルキャストスタジアム宮城に名称を変更。
フルキャスト宮城の正面は旧球場の丸みを帯びたイメージを残しながら、その外側に通称「ボールパーク養成ギブス」と呼ばれた幅10mの建物を増築、新球場のイメージを彩っている。
楽天カラーの赤色を基本色にした野球場の壁にはイーグルスの選手達の姿を模した絵が飾られ、ボールパークのイメージを演出している。
宮城野原公園の美しい木々に囲まれた野球場の周りには「森のキッチン」という名の可愛らしい売店も設置されている。

奥に見える照明等のみが旧球場のままの姿を見せている。
正面には「FULLCAST STADIUM Miyagi 」と書かれた宮城球場だが、実は3塁内野席の下側に こっそりと「宮城球場」と書かれている。
ネーミングライツが終了したら、正面の看板さえはずせばいつでも宮城球場に戻れる?一番上の写真の案内図も宮城球場になってましたね。


ブログ(2008年)

制定 2007年8月

げんまつWEBタイガース歴史研究室