峰山球場


2006年4月22日
ウエスタンのサーパス主催試合があったので京丹後市にのこのこと出かけてみた。昨年までは峰山町と言われていたが、平成の大合併によって京丹後市に生まれ変わった。でも、球場名は峰山球場のままだった。
球場に着くと、駐車場は満車で近くの市の施設の駐車場に誘導され、そこから送迎バスで球場まで送ってもらった。木々と湖の美しい山間の一角が公園になっていて、そこに峰山球場があった。

サーパス(オリックス)主催の峰山での試合は1996年から毎年行われていて、阪神タイガースとは1998年以降半数以上の年で対戦しています。その歴史のおかげで峰山球場には多数のサーパス(オリックス)ファンがつめかけ、北神戸で行われるよりもサーパスファンが多い。特にご当地選手・横山の人気が高い。

球場の整理や売店の運営など、運営面は地元が一丸となって行っている。

球場正面
やや長すぎる市長の挨拶を終えて試合は開始された。
両軍の監督への花束贈呈、少年野球選手による始球式に引き続き、またまた市長が出てきてもう一度始球式が行われた。出たがりの市長さんらしいが、市長あっての興行なのでがまんしてあげよう。サミーとシルフィーも駆けつけ、遠征ムードが盛り上がる。
両翼95m 中堅120m、黒土に外野が緑の芝生。外野を取り囲む山。山。山。
1995年に完成したこの球場は施設面は予算を節約している感は否めないものの、グランドと芝生の状態はそこそこ手入れがしてあると思う。座席は地方球場なので仕方ないが内野1500円コンクリート席、外野500円芝生席 共に座布団や敷物は必要だろう。
とりあえずバックネット裏に陣取ってみた。
試合開始2時間前に着いたものの、開門は試合開始の3時間前。絶好のポイントは朝早くから出てきた熱心な野球ファンに抑えられてはいたが、とりあえずほどほどのポイントで観戦することとした。
この日の観客は推定で1500人という感じでした。

ビデオ撮影する阪神球団職員の後ろで
デジカメを手に入れてからは、私は客席にじっとしておらず試合中も球場内をうろうろするようになった。
外野席はブルペン横のこの位置だけど、天気がよければこの場所も悪くないかも。ここからぐるりと反対側までノーチェックで行けます。
スコアボードの裏も行けましたが、二人係で必死に手書きの選手名の入ったボードを交換しておりました。
右中間・左中間はボールパークです。ファームならどこの地方遠征も一緒ですがピクニック気分です。私が子供の頃は一軍の球場も、グラブを持って走ったりして外野ならこんなもんでしたが、甲子園をはじめとする今の球場しか知らない阪神ファンの野球少年達はかわいそうだな。自由に遊べるのも野球場の楽しさですよ。

外野が芝生と言えば、別のページで書いた湖東スタジアム春日スタジアムなんかもそうなのですが、この球場は外野席から周りの公園まで柵がなく一体となっている。まさにフルキャスト宮城が目指しているメジャーリーグばりのボールパークがここには完成していますわ。

野村監督の出身地だけに、なぜか脚が向かなかった球場ですが、なかなかいい球場でした。

ブルペンで力投する太陽投手

2006年4月22日制定

げんまつWEBタイガース歴史研究室