玉野 三井グラウンド 三井球場


岡山県玉野市は本州と四国に橋が架かる前、宇高連絡線が発着していた宇野港がある街。宇野港から西に40分ほど歩いた玉地区には広大な三井造船造船所があります。三井造船の厚生施設として建設された三井グラウンドは玉野市の行事に広く開放されています。

写真左)コンクリートの段の内野席がバックネット周辺に設けられています。奥に見えるのは造船所の工場です。
写真右)グラウンドの正面にある三井造船玉野別館 時代を感じる洋風建築です。
オープン戦だが2試合、阪神タイガースのオープン戦を開催している。

1946年12月15日 三井球場
第一試合 全玉野 5−15 阪神・阪急連合新人軍
第二試合 大阪タイガース 1−2 阪急ブレーブス
阪急 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1
タイガース 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0
バッテリー
 阪急     天保 − 日々野
 タイガース 若林・御園男 − 土井垣



1948年2月26日 三井造船グラウンド
玉野一中保護者会主催、合同新聞玉野支社後援
第一試合 阪神・南海新人連合軍 9−2 玉野実業団
新人軍 0 2 1 0 4 0 0 2 0
玉野実業団 0 0 0 0 1 1 0 0 0
第二試合 大阪タイガース 3−7 南海ホークス
タイガース 1 0 0 0 0 0 2 0 0
ホークス 0 0 1 0 3 0 3 0 A
バッテリー
 阪神  野崎・長原 − 土井垣
 南海  丸山・松本・別所 − 筒井

参考:阪神タイガース昭和のあゆみ, P135
合同新聞 1946年12月14日、16日   1948年2月27日

制定: 2012年3月31日
改訂1:2012年6月16日 1948年の試合記載追加

げんまつWEBタイガース歴史研究室