京王百貨店


新宿の京王百貨店。関西人は京王など、よく知らないのだが。。。実はすごい。
京王百貨店は新宿西口。神宮球場や東京ドームに行くにも寄り易い場所だ。必ずしも百貨店としての規模は大きくなく、どちらかといえば企画モノに強いイメージがあるようだ。そのような背景で阪神グループが参入したわけだろうか。阪神タイガースの事業展開を関東方面に広げる試金石として大きく興味が持てるものです。
従来、関東でのグッズ販売は京橋の阪神航空東京支社で扱っていました。また一時期は東武百貨店にタイガースコーナーが設置された事もありました。好調な2003年以降、このショップが継続するかは営業部の手腕次第でしょう。
2002年7月にオープンした京王のタイガースショップはそれなりの規模があり、品揃えも充実している。上部に「おもちゃプラザ」の看板がある事から、タイガースショップ開設以前はおもちゃ売り場だったのでしょう。
京王店の品揃えは、大阪の阪神百貨店でも扱っているグッズがほとんどですが、数点東京限定のグッズが存在しました。クーラー、ペットボトルホルダー等の黒色のグッズです。関西方面では発売されていません。
ただ、袋には関東限定と記載されていましたが、開封すると東京限定なのか何なのかわからなくなりそうなので私は買わなかった。でも、東京土産になりそうです。
メガホンが1人に数本売れたとしても百貨店戦略としては不足なわけですから、注目は地下の食料品売り場です。
応援グッズショップを出店するだけなら球場前の売店でもいいわけですが、地下にタイガース関連食品売り場がある事が大きいのです。
酒類や食料品類の販売があるのは、関東では極めて希なケースではないでしょうか。ここに、京王百貨店の営業上の戦略が見られます。
夏の京王百貨店に続いて2003年秋口には都内各所でタイガースグッズが扱われるようになりましたが、それは京王・新宿店の成功が大きかったと思います。

げんまつWEBタイガース歴史研究室