野崎泰一   のざき・ひろかず

呉港中学では藤村隆男の次の世代のエース。ドロップが武器の軟投型の投手だった。
戦後、投手が少ない時代によくがんばって2桁勝利2度達成。打線の運が悪く1年置きに活躍する隔年投手だった。
52年に故郷、広島カープに合流し、コーチ・フロントで長年にわたってカープの発展に寄与した。


1923.7.2生
出身地  広島県呉市
出身校  呉港中学 専修大学
投手 右投右打

39年 補欠ながら選抜甲子園出場  エースは藤村隆男

46年 藤村富美男らに誘われてタイガースに入団

46年 大阪タイガース 背番号11 44試合 7勝13敗   5月4日のゴールドスター戦を完投で初勝利
47年 14試合 1勝2敗
48年 40試合 12勝11敗
49年 18試合 1勝6敗  肩を故障
50年 背番号3に変更 53試合 10勝13敗 

51年 1月3日阪神を退団(自由契約扱い)

51年 東急フライヤーズ 5試合 0勝2敗
52年〜53年 広島カープ 24試合 1勝4敗

54〜57年、59〜62年、68年〜72年、75〜79年 広島コーチ(二軍監督、代理監督等あり)
   54年から二軍監督で56年グリーナスで初優勝、一二軍あわせて広島初の優勝だった
     広島球団常務 91年まで球団代表

92年 ゴルフ場支配人

09年 7/30逝去

実働8年 登板186試合 勝利32 敗戦56 完投31 投球回82.2 奪三振203 防御率3.99


げんまつWEBタイガース歴史研究室