トラッキー  ToLucky

1984年にリニューアルされたスコアーボードは白黒ながらアニメーションの上映が可能となった。
85年にスコアーボード用の新アニメーションキャラクターとして登場したのがトラッキーだが名前がついたのは名前がついたのは2年後の1987年。
初期のトラッキーの背番号は誕生年を示す1985だったが、現在の二代目トラッキーは背番号を廃止して胸に1985と記載している。
チーム成績が下降するのに反比例して年々人気が出る。12球団一の運動神経と人気を誇るマスコットだ。


1985年生
出身地   兵庫県西宮市
マスコット   右投右打
名付け親  ファン公募で一般募集、当時阪神タイガース営業部長 竹田邦夫が選定した
得意技   バク転などアクロバット演技 バックネットに逆さ吊り スタンドとのキャッチボール ヒーローインタビュ−物まね

85年 電光式となったスコアーボードにアニメーションで初めて登場した
87年 一般公募により816通の中から63通(受賞者の田中亜弥さんなど)の応募があったトラッキー (To−Lucky 幸福へ)という名称となった。
    秋 ぬいぐるみになってデビュー、マスコットになる。まだバク転はしていない。
88年 トラッキーグッズが新製品として発売される。
92年 ぬいぐるみは白目が大きい二代目に更新(この年だと思う) 
    バク転をアクションに取り入れる (この頃だと思う...)
    トラッキーメガホン等のトラッキーグッズが脚光を浴び、人気選手並みの売れ筋商品へ
93年 スコアーボードがカラー化された事でトラッキーアニメもカラーに変更
94年 寺窪浩司のCD「Go−Go!トラッキー」発売  ガールフレンド ラッキーの登場
96年 炎の5回裏アニメーションに合わせて登場。  担当者交替でバクテンができなくなった。
97年 担当交替、過激なアクションを導入 ショルダー式の大型フラッシュを導入 球界一の人気者に。
99年 トラッキーバス運行開始
00年 亀山つとむとラッキーキャッツがCD「Go−Go!トラッキー」をリリース
01年 横浜佐伯らとの試合前のプロレス演技が有名になる
02年 ホームランの後、選手にラリアットをされる芸を考案するも、「トラッキーが可哀相」との少年ファンの苦情で中止
03年 4月24日担当者交替 アクションができなくなった事で社会問題となり、再び担当交替。
04年 ファンクラブ設立と共にイエローメッシュ着用のトラッキー登場。
07年 ホームゲームのユニフォーム変更に伴いトラッキーも着替え

初代トラッキーは白黒アニメ映像 スコアボード上のキャラクターだった。
(月刊タイガースより転載)

87年デビューの初代のぬいぐるみトラッキー 白目の大きさと口の開きが現在の二代目トラッキーとは異なる。
(88年ファンブックより転載)


07年5月改訂

参考資料
月間タイガース1987年9月号

げんまつWEBタイガース歴史研究室