なつかしの中モズ球場 (中百舌鳥球場)


南海高野線の白鷺駅前に、1938〜1978年頃に中百舌鳥総合運動場があり、広さ18万平方メートルの敷地に陸上競技場やテニスコートがありました。ここに中百舌鳥球場がありました。

南海ホークスが使用した中百舌鳥球場ですが、今ひとつ場所が不便なために試合ではあまり使用されず、主に練習場として使用されていました。あぶさんを読めばわかるように南海ホークスの合宿所があったのも、ここ中モズでした。
両翼90m中堅120m



1950年に大阪球場が落成し、南海ホークスの二軍が試合を行うようになってからは二軍専用球場となったのですが、次第にウエスタンリーグの試合も大阪球場で行うようになり、練習場へと変わっていきました。


1990年をもって大阪球場が再開発地域になり、球場を失う南海ホークスがこの地に新球場を建設する計画を立てました(堺市民球団化計画)が、球団売却に伴い、話は立ち消えとなりました。
南海撤退後も2001年11月に解体されるまでは、野球場として使用されていましたが、現在はマンションが建てられています。

管理人はパリーグは南海ファンですから何度か行きました。
阪神の浜田球場や西宮第二球場と比べてボロいながらも観客席がついているのが、練習見学好きにはとてもよかった。

タイガースの公式戦は6試合記録されています。
39.7.28 阪神4−0ライオン ○御園生 本:景浦
39.7.29 阪神13−5金鯱 ○若林 本:景浦
39.7.30 阪神10−5南海 ○西村幸
41.10.4 阪神1−2南海 ●藤村隆
41.10.5 阪神4−0巨人 ○松本
41.10.6 阪神5−1朝日 ○若林


2006年制定
航空写真 国土画像情報(カラー空中写真) 国土交通省  http://w3land.mlit.go.jp/WebGIS/ 

げんまつWEBタイガース歴史研究室