野球体育博物館


東京都文京区後楽1−3−61
東京ドームの後楽園ゆうえんち側21ゲート付近に野球体育博物館がある。
私がここを気に入って度々訪れるのは、図書室に創刊号からの週刊ベースボールがすべて揃っているからです。図書室と言っても、気楽に閲覧できるのではなく、書庫にしまってある資料を係りの人に出してきてもらう形式のため、予約をしておかねばスムーズは閲覧はできませんが。

さて、階段を降りてみると。。。ぐるりと12球団のユニフォームやバット、ボールの展示があります。各チーム主力選手のバット、グローブなどを一同に展示してあります。
次に球史に残る名選手のコーナーがあります。
壁には藤村富美男、若林忠志、景浦将、田淵幸一らの姿が飾られています(写真)。選手ばかりでなく二出川審判の姿もある所に、この博物館のポリシーを感じます。
この部屋には、往年の名選手の野球道具の展示、選手らの記録類が整理されているほか、ビデオの上映があります。映像は選べないで単に流れているだけなのですが、往年の名選手達の貴重な姿を確認できます。2リーグ分裂後になって、ピタリと阪神の話題が出なくなるのは悲しい事です。
次の部屋には野球の歴史やアマチュア野球の展示があり、一見の価値はあります。
奥の部屋にはシアターがあって120インチの大画面で映像を見せるのですが、読売の選手ばかりで少し気持ち悪い。
野球殿堂
雰囲気ある部屋に149人(03年現在)のレリーフ(参考リンク 西村幸生)が飾られています。殿堂入りしている人物については、博物館が毎年発行している本「The Baseball Hall of Fame & Museum」を読んで下さい。タイガース関係者も数多く殿堂入りしています。
空調の効いた静かな部屋で殿堂入りした人々の功績を振り返る事が出来ます。

野球殿堂の部屋を抜けると子供向けの体験コーナーがあります。
その他、ここの展示品で貴重なものは、野球用品のコレクションです。
名選手の道具はかなりの数保管しているそうですが、いつも展示しているわけではありません。この日はバットの展示がありました。
写真に写したのは、手前から 藤村の物干し竿・川上の赤バット・大下の青バット です。

連絡先
03−(3811)−3600  財団法人 野球体育博物館

制定 : 2003.8

げんまつWEBタイガース歴史研究室